チョコレートバイヤーみりの 世界の果てまでチョコレート! レアもの探して、どこまで行く!?チョコレートバイヤーみりの 世界の果てまでチョコレート! レアもの探して、どこまで行く!?

過去の記事

search

CLOSE

幸福のチョコレートブログ >  スペインのチョコレート > バルセロナにチョコの未来を見た!〈ボンボネス ブラシ〉

スペインのチョコレート

2026.07.14

バルセロナにチョコの未来を見た!〈ボンボネス ブラシ〉

バルセロナはさすが都会です。

ショコラティエの数が結構あります。
そしてどこもバルセロナらしさが詰まっていて、バイヤー魂をくすぐられます。

〈ボンボネス ブラシ〉さんを訪れました。なんと1877年創業ですって。
お店に入るとなんだか関係者のおじさんが多いな。
そして、みんな口々にしゃべる、しゃべる。
もう、今日までラテンを忘れたしゅっとしたバルセロナをいっぱい見てきたので、こんな口々にしゃべるラテンおじさんたちがなんかうれしくなりました。
たぶん、それぞれ説明してくれているんですが、特に大したことは言ってないような気がする。
たいへん失礼しました。

5代目のゼシーさんがチョコを見せてくれました。

こちらも、モールド(型)主流ではなく、1個1個手作業するタイプ。

確かにな。この物価高。そして人件費の高さ。
ヨーロッパにおいて、今もっとも価値が高いのは、
「人の手づくり」なんだ。

うーん。ここ数年、私はチョコ界の合理化を見てきたんです。
人件費をはじめいろいろな物価高騰が日本の比じゃない西洋において、もう待ったなしで合理化せざるを得ないところまで来ています。
スペイン・バルセロナはその先の価値を見据えているのかも。あえて不揃いをアピールするデザインにやられた。
数年後の未来が見えた気がしました。
バルセロナのチョコがこれからのチョコの価値観を変えていくかも。

チョコがこの先も高価になってしまうのは仕方ない。だから、ちゃんと価値を見直したのでしょう。
そして行きついたスタイルです。

私、理解しました。

その計算というか、先を見据えた仕事ぶりが、偶然ではないことはチョコを見たらわかります。

ほんとにていねいに作られた、デザインされた不揃い感。たまたまじゃない。

小ぶりでかわいい。とにかく手が込んでいます。
味だって、非常に品がよく、まとまりがよく。甘さ控えめ。
ビターの大人味が多く、お酒のチョコも、私はモンブランってお山のチョコが好きだったけど。どれもうっまっ。

日本初上陸でご紹介します。

SHARE:

スペインのチョコレートの他の記事

サイト内検索

アーカイブ

2014年以前の記事はこちら

plofile

チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

これまでの主な紹介メディア