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スペインのチョコレート

2026.07.07

地元チョコレート屋さんらしさNo.1〈ボンボネリア ポンス〉

バルセロナは新旧いろんなショコラティエがあるのですが。このタイプに今回出会えてすごくうれしいです。地元密着型の人気チョコ専門店。 
〈ボンボネリア ポンス〉です。

バルセロナは実はイノベイティブな天才肌の新しいチョコが今まで前に出ていました。
さっすが、ガウディの街って感じのイメージ通りの。
そのタイプのショコラティエが目立っていたので、なかなか行きつかなかったのです。
お店もしぶーい。

お店のリボンの色が。見てください。
これぞ、バルセロナ。この赤と黄色のストライプはこの地方、カタルーニャ地方の旗。バルセロナではスペインの国旗はNGなんです。独立の話が出てるくらいです。私がこのリボン素敵と言うと、「でしょ!」って喜んでくれました。
ちょうど「サン・ジョルディの日」に行きました。この日はスペイン・カタルーニャで大事な日なんです。親しい人に本やバラ、チョコを贈るんです。町中バラが飾られています。チョコ屋さんも大忙しです。

お店の奥にまさかのすごい大きなアトリエがあってびっくり。職人さんも結構いるんだ。
間口は狭いのですが、めっちゃくっちゃ大きなアトリエなんです。
え?このお店でこんなに売れるんだと。
やるやん…。

3代目の無口なアレックスくんがもくもくと作っているボンボンはかなりビター系。
都会的な味わいですが。

おや、すごく特徴的なことが。色がない。そして、モールド(型)でほぼ作ってない。

今、ヨーロッパのフランスより東の国々ではドーム型のモールドが流行っています。いや、流行っていたのかも。
私も、毎日最先端なチョコをあらゆる情報から見続けています。
あでやかなそのカラフルで美しいチョコたちは今SNSでもあふれています。南米や、中央アジアからも。
去年訪れたハンガリーやポーランドでも新しいテクニックをたくさん見ました。
私はその世界にどっぷりハマり、自分でドームのモールドとエアブラシを購入したんです。
私も練習しようと。できませんけど。ついついやってみたくなって。
海外から取り寄せたら、説明書も何もないー!って日々を送ってます。

でもね。
そういう世界の流行りを知りながら。
なんと彼らはその路線をばっさり切りました。

「今流行りのカラフルなモールドチョコは職人の手の技術がいらない。こうやって絞り出しするのは1個1個、手作業の技術がいる。いい職人がいるという証拠です」
と。
へーー、そんなこと聞くとは思わなかった。
たしかに、そうなんです。
この絞り出しとか難しくて、熟練の職人がいないとできないんです。
ってこの話をスペインで何人かのショコラティエが言ってました。
古きよきショコラティエと思いきや、みんなちゃんと最先端な情報を持ちながら自分たちのスタイルを貫いてるのがかっこいいです。スペインチョコのひとつの特徴です。

あ、そうそう。
これも!
スペインはアーモンドの大産地。特にアーモンドチョコは絶品です。
シンプルだけどスペイン素材へのプライドを感じる最高のほんまもんアーモンドチョコです。

幸福のチョコレートらしいチョコをご紹介出来てうれしいです。
1個1個手作りよろしくお願いします。

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チョコレートバイヤーみり

フェリシモでのチョコレートバイヤー歴28年。「チョコで世界中を笑顔にしたい」と世界各国のショコラティエをめぐり、数々のレアチョコを発掘。これまでに訪ね歩いたショコラティエは34カ国約400件。約590ブランド・約2,900種類のチョコレートを輸入販売した実績を持ち、その中でも日本に初上陸させたチョコレートは329ブランド。チョコのストーリーを語らせたら止まりません! まだ知られていない素敵なチョコを紹介するため、今日も世界の果てまでチョコ探し!

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