まわりが和む、小さな気遣い

ティップス

あの人みたいになりたいな。
愛されている先輩が自然とやっていること

職場での人間関係のお悩みは、社会人にはつきもの。
実際のところ、周りとうまく関係を築くことでスムーズに業務が進んだり、困ったときに助けてもらいやすかったりするもの。

そんな中で、周りから愛されている先輩の存在。
「あの人がいるだけで雰囲気が明るくなる」「なぜか自然と人が集まってくる」、そんな先輩にあこがれを抱いたことはありませんか?

この記事では、すぐに取り入れられる愛され社員さんになるためのヒントをご紹介していきます。

あの先輩にあこがれています

入社1年目の右も左もわからないころ、悩んでいるといちばんに気づいて声を掛けてくれた先輩。あの人の周りではいつも笑い声が聞こえて、明るい空気が流れている。
自分もあんなふうになりたいと、いつからか思うようになりました。

でも今の自分と比べるとなにひとつ足りていなくて、とても遠い存在に感じてしまいます。

後輩ができたときのことを想像して、「あの人みたいになれるのかな?」と不安に感じることってありますよね。

たしかに、今の先輩は完璧に見えるかもしれませんが、みんな同じように右も左もわからない時期があって、きっと今の存在もさまざまな経験や時間をへて手に入れたものだと思います。

なぜあこがれるんだろう?

愛されている先輩のどんなところに魅力を感じているのか、いくつか考えてみました。

心の余裕がある

忙しいときやトラブルが起こった時に、ピリッとした空気が流れることってありますよね。
頼れる先輩はそんなときでも、どこか穏やかな雰囲気をまとっていませんか?

「この人がいるだけで場がなごむ」と感じられるのは、状況を把握し、どうしたらいいか落ち着いて考えられる、心の余裕を持っているからです。
そんな落ち着いた様子や視野の広さに、「自分もこうなりたい」とあこがれを抱いているのかもしれません。

壁を作らない姿勢

立場、年齢に関係なく、誰に対しても自然体で話しができるあの先輩。関わりが少なかったり、共通の話題がなかったりする相手に対しても、気づいたら話が盛り上がっている、なんて場面を見かけることもありますよね。

落ち込んでいるときになんでもない雑談で和ませてくれて、そういう時間に心が救われた・・・なんて経験がある方もいるかもしれません。
誰もひとりにさせない、あの人が作り出す居心地のよさに自分もそうなりたいと感じているのではないでしょうか。

自分の意見を言える頼もしさ

会議で意見がすれ違ったときや意見を求められたとき、「私はこう思います」と、自分の考えをていねいに言葉にできる姿に、頼もしいなと思うことはありませんか?

自分の軸をしっかり持っているからこそ、悩みごとがあるときに「あの先輩に相談してみてもいいかな?」といちばんに顔が浮かぶ。

「この人についていきたい」と思わせてくれるのは、ブレない姿勢と責任感があるからではないでしょうか。

あこがれに近づくためのヒント

周りを巻き込んでポジティブな影響を与えている、愛され社員さんがやっていること。
あこがれに一歩近づくために、明日から実践できるヒントをご紹介します。

周りの変化に気づいたらそっと差し入れをしてみる

仕事が手いっぱいになっていたり、トラブル対応で疲れたりしているときに、いち早く気づいてそっと差し入れをもらった、なんて経験はありませんか?

差し入れそのものよりも、「自分のことを見ていてくれたんだ」という気持ちが、いちばんうれしいものですよね。

例えば、残業をがんばっている時期や、ミーティングが終わってちょっと疲れたなぁというタイミングに、紅茶のティーバッグや個包装の小さなチョコなどをさりげなく贈ってみるのもいいかもしれません。

「おつかれさまです」のひとことを小さなメモに添えて。職場だからこそ、お仕事の合間にもほっとひと息つけるものを選ぶのがポイントです。

あいさつにひとことの雑談を添える

雑談って、意外とむずかしいもの。いくつか引き出しをもっておくと便利かもしれません。

例えば、「その服すてきですね」と身につけているものを褒めてみたり、「昨日こんなことがあって……」とくすっと笑えるエピソードを話してみるなど。

業務の話だけだと、どうしても距離が縮まらなくてむずかしい人間関係。毎朝の「おはようございます」のあいさつのときにも、それだけで終わらせず、ひとこと雑談ができるだけで心地よい雰囲気がつくれるのではないでしょうか。

自分の意見を言葉にして伝える

初めは自分よりも知識や経験がある方に意見するのは、「こんなこと言っていいのかな……」「間違っていたらどうしよう……」と不安になるもの。

まずは「自分はどう思うか」頭の中で整理することからスタートしましょう。
慣れてきたら「私はこう感じたのですがどうでしょうか?」と意見をすり合わせる感覚で一歩踏み出してみたり。

誠実に考えを伝える姿は、周りにも「この人は信頼できるな」と頼もしい存在として映るはずです。

編集部のまとめ

あこがれる気持ちがあるというのはそれだけですばらしいことです。

あこがれを持って仕事に向き合う姿はきっとみんなが見てくれています。
だからそれだけで充分だと思います。

信頼や余裕はみんなはじめから持っていたものではなく、時間をかけて築いたもの。

焦らずに自分のペースで「これならできそう」と思えるものがあれば、取り入れてみてくださいね。

STAFF
text:まちゃぎん
illustration:iina