実家暮らしが恋しいな……
ティップス
実家に戻るのは甘え?
迷ったときに考えたいこと
進学や就職をきっかけに家を出たけれど、やっぱり実家に戻りたい。
でもそれって甘えなのかな……ひとり暮らしを経験したからこそ、そんな迷いや後ろめたさを感じることもありますよね。
この記事では、そんな方のお悩みについて考えてみました。
実家に戻りたい

社会人になって、はじめてのひとり暮らし。
慣れない仕事に加えて食事や洗濯、掃除など日々の生活をこなすだけで精一杯。
仕事のもやもやを話せる人も近くにいない。余裕がない毎日に、心身ともに限界を感じることが増えてきた。
実家暮らしが恋しいな……いざ戻りたいと思っても、家族に言いづらかったり、周りからどう思われるか不安を感じてしまったり。
「社会人になってまで、実家暮らしなんてよくないのかな」という考えが、頭のなかでぐるぐるしてしまう。
ひとり暮らしを続けるか、実家暮らしに戻るのか。
迷ったときはまず、自分の気持ちに目を向けてみることが大切です。
迷う理由はなんだろう?
いざ実家暮らしに戻ろうと思っても、勇気が出ないと悩む方も多いはず。迷ってしまう理由について、いくつか考えてみました。
「ひとり暮らしをしてこそ一人前」と
思ってしまうから
仕事も家事もこなしながら、自分らしくひとり暮らしを楽しんでいる。
幼いころに思い描いていたのは、そんな理想の大人の姿。
大人になれば、誰もが自然とそんな生活を送れるものだと思っていた。
だからこそ「ひとり暮らしを続けてこそ一人前」という考えが、無意識に心のどこかに残っている。
そんな理想の大人と今の自分とのギャップに、戸惑いを感じてしまうのかもしれません。
周りからどう思われるか不安だから
「ひとり暮らしから実家に戻るなんて、周りにどう思われるかな」と不安を感じてしまうことも。
特に気になってしまうのは、職場の人や友人からの反応。
「せっかくひとり暮らしを始めたのにもったいないね」誰かの何気ない一言に心が揺れてしまったり、実家に戻るという選択は間違っているのではないかと感じてしまう。
周りからどう思われるか気にして、悩んでしまうことも少なくありません。
家族に申し訳なさを感じてしまうから
やっとひとり暮らしを始めて家族を安心させられると思ったのに、また実家に戻るなんて申し訳ないな。
その裏にあるのは「ひとり暮らし=自立している」という考え。
ひとり暮らしをすることで自炊やお金の管理など、自分で生きる力を身につけることができると考える人が多いと思います。
実家暮らしに戻ったら、家族に頼ってしまうのではないか。
そんな自分は、甘えているのではないか。
「本当は実家に戻りたい」「家族を頼りたい」と思っても、不安を感じて葛藤してしまうことも。
大切な家族だからこそ、迷惑をかけてしまうのではないかと躊躇してしまうこともありますよね。
迷ったときに考えたいこと

実家に戻りたいけれど、周りの声が気になって決められない。そんなときに、問いかけてみたいヒントをいくつかご紹介します。
今の暮らしをこのまま続けたい?
実家に戻るか迷ったときは、今の暮らしを続けたいと思えるか、自分に問いかけてみることが大切です。
ひとり暮らしを手放して、実家に戻りたいのか。仕事で一時的に疲れているだけなのか、それとも今の暮らしそのものに無理を感じているのか。
自分は何にもやもやしているのか、その気持ちの正体をじっくり探ってみる。
毎日の過ごし方などを振り返ってみることで、もやもやの正体が見えてくることもあります。
「このままの暮らしを続けるのはつらい」と感じているのなら、実家に戻ることも選択肢のひとつにしてもいいかもしれません。
何のために戻りたいのか
なんで実家に戻りたいのか、そこには、自分なりの理由があるはずです。
一度自分に問いかけてみることで、気持ちを整理できることがあります。
仕事から離れて休むため、お金を貯めるため、家族との時間を大切にするため、資格の勉強や将来の挑戦のためなど。
どんな理由であっても、自分にとって大切な理由なら優先していいのだと思います。
まずは、自分の気持ちと丁寧に向き合ってみることが大切です。
実家に戻ったあと
どんな暮らしがしたい?
実家暮らしをすることで、どんな暮らしを叶えたいのか、どんな暮らしが理想なのか。
そんなふうに想像しながら紙に書き出してみるのもおすすめです。
たとえば、仕事終わりに勉強時間を作る、家族と一緒に食事を囲むなど。
理想の暮らしは、今の生活のままでも叶えられるのか、それとも実家に戻ったほうがいいのか。
暮らしを具体的に思い描いてみることで、自分が本当に大切にしたいことが少しずつ見えてくることもあります。
実家暮らしか、ひとり暮らしか。どちらの暮らしにもそれぞれのよさがあります。
周りの価値観ではなく、自分が納得できる選択をすることが大切なのではないでしょうか。
実家に戻ることは、決して「甘え」のひとことで決められるものではありません。
人の数だけ暮らし方があるはずです。
自分に合った暮らしを選んでいけますように。
STAFF
text:mayuko
illustration:lilyco
