忙しくて恋愛どころじゃない……
ティップス
仕事も恋愛も大切にしたい。
社会人の恋愛で気をつけたいこと
「仕事が忙しいから恋愛どころじゃない」
これまで何人の友人や同僚から聞いてきたか、数え切れません。
平日は朝から晩まで業務に追われ、休日は日ごろの疲れを癒やすだけで終わってしまうような日々を送っていると、「新しく誰かと出会ったり、恋人との関係を維持したりするエネルギーなんて残っていない……」と感じるのかもしれません。
もちろん、その気持ちには痛いほど共感します。
目の前のキャリアを築くことで精一杯な時期は誰にでもあるからです。
でも、仕事と恋愛を上手に両立させることで、どちらのモチベーションも高まり、毎日がさらに充実してがんばれる可能性もあるのでは?とも思っています。
仕事も恋愛も、どちらか一方を諦めるのではなく、両方を大切にできたら素敵ですよね。
この記事ではそんな思いを抱えるみなさんに向けて、社会人の恋愛において両立がむずかしい理由や、心地よい関係を続けていくために気をつけたいポイントをご紹介します。
仕事も恋愛も大切にしたい

社会人になったばかりのころ、わたしは遠距離恋愛をしていました。
本来ならこまめに連絡を取ったほうがよいと思うのですが、お互いに目の前の仕事に一生懸命で、気づけば1週間に数ラリーしかやり取りをしていないことも……。
これでは寂しいからと、たまに夜更かしをしながら通話をすることもありました。
大好きな人の声を聴ける時間はしあわせそのものでしたが、翌朝はどうしても寝不足に。
頭がぼんやりしてしまい、翌日の仕事にはなんだか身が入らなかったのを今でもよく覚えています。
「仕事も恋愛も大切にできたらいいな」という想いとは裏腹に、仕事に集中すると恋愛に割く時間や体力がなくなり、恋愛を優先しようとすると今度は仕事に集中できなくなってしまう。
まさに「このごろ世代」が直面しやすいジレンマだと思います。
こうした自分自身のほろ苦い経験があったからこそ、周りの友人たちが「仕事が忙しいから恋愛どころじゃないんだよね」とため息をついていたら、「そうだよね、無理もないよ」としみじみ共感するのでした。
どうして両立が
むずかしいんだろう?
社会人になると、どうしてこれほどまでに仕事と恋愛の両立がむずかしくなってしまうのでしょうか?一緒に考えてみたいと思います。
オンとオフの切り替えがむずかしいから
オフィスを出たからといって、脳内をすぐに「プライベートモード」に切り替えるのって大変ですよね。
恋人と過ごす時間であっても「あのメールの返信どうしよう」「明日のプレゼンの準備は大丈夫かな」と、仕事のことが頭をよぎってしまうかもしれません。
脳が常に緊張状態にあるため、恋愛だけを楽しむモードに入りにくくなってしまう気がします。
予定の調整がむずかしいから
お互いに仕事を持ち、異なるスケジュールで動いている社会人カップルにとって、予定を合わせることは意外に手間がかかります。
急な残業や休日出勤、あるいは会社の付き合いなどが飛び込んでくれば、楽しみにしていたデートをキャンセルせざるを得ないこともあるでしょう。
「会いたいけれど会えない」というすれ違いが積み重なると、両立へのハードルが高くなってしまいます。
相手を思いやるための
余裕が足りなくなるから
仕事でストレスや疲れを抱えていると、どうしても自分のことで手いっぱいになってしまいますよね。
誰かを好きでいたり、パートナーの状況を思いやったりするには、ある程度の「心の余白」が必要です。
でも、その余白が仕事で埋め尽くされてしまうと、相手のちょっとした言動にイライラしたり、連絡を負担に感じたりして、両立がむずかしくなるのではないでしょうか。
社会人の恋愛で
気をつけたいこと

仕事のキャリアも恋人との関係も、どちらも妥協せずに育んでいくためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?今日から意識できる3つのポイントをご紹介します。
仕事中はSNSの通知をオフにする
メリハリをつけるために、勤務時間中はプライベートのSNSやメッセージアプリの通知をオフ、あるいはミュートにすることをおすすめします。
仕事中に恋人からの連絡が目に入ると、「返信しなければ」と感じてパフォーマンスが落ちてしまうかもしれません。
業務時間は仕事に100%集中し、休憩時間や退勤後に返信するという区切りをつけることが、仕事面の効率と恋愛面の安心感につながります。
連絡頻度について事前に話し合っておく
心地よい連絡のペースは人それぞれ異なります。
そこで「平日の日中は返せないことが多い」「夜の22時以降ならゆっくり返せる」など、お互いのスケジュールや理想の連絡頻度について気軽に話し合っておきましょう。
あらかじめ共通認識があれば、「返信が来ない」「嫌われたのかな」と余計な不安を抱かずに済むはずです。
仕事面でも恋愛面でも
相手にリスペクトを持つ
パートナーが仕事に熱中している姿や目標を尊重することも大切です。
たとえ忙しくて会う時間が減ったとしても、「それだけ仕事をがんばっているんだな」とリスペクトの気持ちを持てれば、寂しさは応援のエネルギーに変わります。
リスペクトし合える関係性を築くことで、それぞれの場所で輝くために、お互いが心強い味方になれるはずです。
社会人の恋愛は、お互いの仕事や、それぞれの仕事に対する価値観を理解し、尊重し合いながら関係を深めていくプロセスだと思います。
最初はバランスを取るのがむずかしいかもしれませんが、きっと二人ならではの心地よい距離感が見つかるはずです。
この記事が、みなさんが仕事も恋も全力で楽しむためのお役に立てたらうれしいです!
STAFF
text:Kamiya Sayoko
illustration:ハヤカワオト
